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建設横浜ニュース

建設アスベスト訴訟、2陣52人横浜地裁へ提訴「国と企業の責任を認めさせ謝罪と補償を」

2014-05-15

 アスベスト疾病で労災認定された建設アスベスト訴訟第2陣原告団52人は5月15日、国と建材メーカー43社を相手に横浜地裁に提訴しました。提訴に合わせて全国でたたかう仲間や支援する仲間も参加して500人で決起集会を開催、アスベスト被害の補償と被害根絶を勝ち取るために訴訟勝利と国と企業に解決を求める運動を展開していくことを確認しました。同日は東京・千葉・埼玉の2陣原告団115人も東京地裁へ同時提訴しました。

 関内ホールで開催された2陣提訴集会は「建設アスベスト訴訟の早期解決をめざす全国決起集会・神奈川集会」として行われ、同時提訴の東京原告団のほか、九州訴訟団や京都、大阪の訴訟団も参加し熱気あふれるものでした。集会では2陣原告団から建設横浜南支部と神奈川土建の組合員が被害の苦しみと早期解決を求め訴えました。

 2陣原告団長(神奈川土建)は「人の命と健康より経済発展を優先させ利益を上げてきた、国と企業の責任を、今度は必ず横浜地裁で認めさせ勝利を勝ち取りたいと思います。すべての原告が一致団結して闘っていきます」と力強く決意表明しました。建設横浜からは6人の仲間が原告団に加わり、建設横浜港北支部の組合員が副団長を務めます。

「個人の力だけではどうにもならない」2陣原告副団長

 私は電気工事に従事してきました。アスベストに直接触れて作業していたわけではなかったので、アスベストを知る機会はありませんでした。
 現在、新たにアスベストが使われることはなくなりましたが、これからは解体でアスベストに被ばくします。解体現場を見ると、マスクもせずに作業している職人がいます。搬出の際、対処をせずに市内を走っている車も見ます。
 報道機関はどう防ぐか、何でそうなったかを報道していない。個人の力だけではどうにもならない。アスベストの危険性を学校でも教えてほしい。新たな被害者を生まないためにも生きているうちはこの裁判を頑張って闘っていきたい。

裁判の争点「建設大臣とメーカー責任問う、謝罪と被害弁償を勝ち取る」

 田井2陣訴訟弁護団事務局長は、弁護団を代表して2陣訴訟の争点を「建設大臣の責任」と「メーカーの責任」を認めさせる2点をあげました。一つは東京判決では労働大臣の責任で労働者の救済のみ認め、事業主、一人親方が救済から除外された点をあげ、「アスベスト耐火材を指定してきた建設大臣の責任を追及し、被害者すべてが救済されるようにする」、二つ目に、東京、横浜の両判決で「メーカーのどの建材で暴露したかがわからないとして認められなかったメーカーの責任を認めさせる」。また判決だけでなく和解での解決にも触れ、謝罪と被害弁償を勝ち取れるよう奮闘する決意を述べました。

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